2008年9月22日月曜日

湿疹のことなど

実は、この「ハイバネーション・ダイエット」を始める何年も前から、しつこい湿疹を患っている。かれこれ、もう数年越しの湿疹だ。以来、さまざまな皮膚科で診てもらい、処方してもらったステロイド剤を含む薬剤は、
  • メサデルム軟膏
  • トプシム軟膏
  • アタラックス-P
  • アレグラ錠
  • マイザー軟膏
  • エバステルOD錠
  • リンデロン-Vローション
  • ロコイドクリーム
  • ゼスラン錠
  • アンテベートローション
  • ネリゾナ軟膏
  • デルモベート軟膏
  • セレスタミン錠
  • アレロック錠
  • ポララミン錠
  • スタデルムクリーム
  • キンダベート軟膏
  • など. . .
数知れず。それでも、症状が治まるのは部分的かつ一時的で、こちらの湿疹が治まると、今度はあちらに湿疹ができるという、「いたちごっこ」というか、まさに「もぐら叩き」状態。これが数年間ずっと続いてきた。この「ハイバネーション・ダイエット」を始めようと思った動機の一つがこの湿疹なのだ。つまり、体重80数キロ、体脂肪率20数パーセントという当時の状態が湿疹の原因なのではあるまいかと思ったのだ。

このダイエットを始めてすでに20ヶ月以上経過したが、ダイエットが進むにつれて、湿疹の症状も和らいできたように感じている。しかし「もぐら叩き」状態は相変わらずだった。それに皮膚科の医者も原因は分からないと言っている。つまり、現在までの治療は、すべて症状を抑える対処療法なのだ。要は「臭い物には蓋をする」というわけだ。蓋をすれば一時的に臭いは無くなるが、「臭いの元」が無くなったわけではないので、いずれまた臭いは漏れ出すのだ。こういうことが分かっていただけに、原因を除去する方法が見つからず、「もぐら叩き」状態が続いていることに、いい加減嫌気がさしてきた。それに、ステロイド剤の副作用も気になっていた。

そこで、気合いを入れてネット上の情報を探しまくったところ、まさに「窮すれば通ず」というか、格好のサイトを見つけた。"Shirley's Wellness Cafe" というサイトだ。この中で、このサイトの所有者 (Shirley) は、自身の50年近くに及ぶ重症の湿疹との格闘と克服までの体験談を、実践した治療方法と共に公開している

これを読み、その方法の一部を取り入れて、2008年8月25日から「大麦若葉」を摂り始め同年9月6日から、さらに「亜麻仁油」も摂取し始めた。そして8月25日以降、ステロイド剤は一切使っていない。なぜなら、"Shirley's Wellness Cafe" にもあるとおり、体が自力で回復しようとしているそのプロセスを、ステロイド剤で邪魔したくないからだ。患っている湿疹が、なにせ数年越しなので、一朝一夕に良くなるとは思わないが、それでも効果は劇的だ。いつも診てもらっている皮膚科の医者にも、このサイトのことと、大麦若葉、亜麻仁油のことは話してあるのだが、その医者も、よく効きますねえ、と驚いている。それくらい効果的なのだ。ヒーリング・クライシスで、一時的に症状が悪化するものの、それも治癒過程の一部だそうで、現在は今までになく良好な状態に戻っている。痒みも7割、8割方治まったように感じる。むろん、体の変化は徐々に進行するので、現在もまだ多少痒みが残っているが、それまでに比べれば天と地の違いがある。以前は、痒みでろくに寝られない日々もあったが、大麦若葉を摂り始めて4週間ほど、亜麻仁油を摂り始めて2週間ほどしか経たない現在、すでに日常生活を送る上でさほど気にならない程度にまで痒みは治まっている。それに、両方とも自然食品なので、副作用が心配なステロイド剤などと違い、安心して体に取り込める。なにより、食生活の改善で湿疹が治ってきているというのが嬉しい。

大麦若葉は一日三回、朝食前、昼食時、就寝一時間前に、小さじで山盛り2杯を水に溶かして飲んでいる。

亜麻仁油は、一日一回、就寝一時間前に、小さじ2杯を大麦若葉に混ぜて摂っている。

それに、副次的効果というか、最近発見したのだが、ハイバネーション・ダイエットと組み合わせると、減量が促進されるような気がする。湿疹を治すためなので、多少体重が増えてもやむを得ないと覚悟して亜麻仁油を摂り始めたのだが、これは嬉しい誤算だ。体脂肪率が多少増え気味なのだが、これは文字どおりやむを得ないだろう。湿疹を治すのが先決だ。大麦若葉も亜麻仁油も、この先少なくとも一年は続けていこうと思う。

0 件のコメント: